【拍手お礼 60】 -ハロウィン-A said 岩瀬 去年のハロウィンは…正直、思い出したくない出来事だった― 今年こそは…!『悪戯』で悠さんを… 岩瀬の決意は固く。朝から気合が入っている。 去年のハロウィンはチョットした油断(笑)から 石川が酔っ払い、簀巻きにされるという悲惨な事態に陥った… 去年の二の舞にならないよう、今年は十分に気をつけていた、 岩瀬は、風呂上りに石川へ悪戯を仕掛けようと目論んでいた。 「さて。今年こそは…ラブラブな夜を…vv」 一人、ウキウキとバスルームから出ると… ドアの前に石川が立っていた。 「うわぁ!…驚きましたよ…どうかしましたか?」 「…trick or treat」 「えっ…?」 「trick or treat!」 「…何も持ってません…が…?」 「じゃあ、悪戯決定。」 「はぃ…!?」 「だって、基寿お菓子持ってないんだろう?」 「えぇ…」 「だから『悪戯』決定vv」 「…はっ…!?」 余りの展開に頭がついてこない岩瀬にニコリと笑って。 石川は背伸びをした。 その差は二人の身長差分。 素早く逃げ出そうとした恋人の体を絡め取り、岩瀬は… 「悠さん…可愛い事をしてくれますね…」 「んっ…はなせっ…」 「『悪戯』終了ですか?」 「もう、済んだ。」 「じゃ…今度は俺が…」 「基寿?」 「trick or treat」 「…イジワル…」 「どっちが…」 「基寿。」 「悠さんだって十分イジワルですよ?」 「…そんなこと…」 俯き加減で、呟く石川に岩瀬はもう一度囁いた。 「trick or treat」 「…悪戯で…」 「了解。」 真っ赤になっている恋人の体を抱き上げ、ベットへと連れ去る。 そして― 「happy HALLOWEEN !!!」 恋人たちの甘い夜はこれから― |